ブライダルエステの前にカウンセリングを受ける


ブライダルエステの前にカウンセリングを受けるブログ:20180319


あたしの父は膵臓ガンになってしまった。
もって半年とのこと…

「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、あたしは全然実感がなかった。

あたしは、父が風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「身体が丈夫なだけが自慢だ」
と父自身も常々言っていた。

そんな父がガンだなんて…

あたしはママが嫌いだけど、父は大好きだ。

あたしが高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
ママはつぶしがきかないと言って反対していたけど、
父はやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。

あたしにとって、父は良き理解者だったのだ。

24時間24時間と、
日ごとにやつれていく父を見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
あたしは父が楽しそうなところを撮影することに決めた。

バイト先のギャラリーが
14日間個展をさせてくれると言ってくれた。
あたしは、大好きな父の写真集をつくろうと決めた。

死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でも父は「面白そうだな」と言ってくれた。

病室で呼吸器をつけられた父を撮影した。
父が営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎える父を写真に撮った。

父が亡くなって、あたしは父の写真展を開いた。
ギャラリーに訪れた父の常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、父との思い出を語ってくれた。

写真はあたしと父との共同作品になったと思う。
ママとの関係も少しずつよくなってきている。

あたしは父のお子さんに生まれて、
本当に良かったと思う。

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